- 2014.06.22 Sunday
ありがとう。
【リブ君】
偶然に出会った優しい保護主さんが付けてくれた名前は、
「今を一生懸命生きる」「明日を生きる」という願いを込めて、
【live=生きる】という素敵な名前をもらったリブ君。
溝に挟まって動けず泣いていた所を保護され、
下半身がまったく動かず熱もあり、安楽死の話を出されるほど最悪な状態でしたが、
保護主さん(そのまま飼い主さんになられました!)が一生懸命病院に連れて行き、
愛情いっぱい注いでもらって、
名前の通り、一生懸命10日間生きました。
保護時に見させてもらった時は、
体が血だか泥だかで汚れ、下半身がブラ〜ン・・・ 元気も無いように見えた子猫。
一週間後、元気になった姿を見せに来ていただいた時は(↑上の写真)、
手だけの力で力強く動き、生き生きとした目をして、「飼い猫」の顔になっていました。
脊髄損傷のための下半身麻痺で、自分で排泄ができなかったリブ君は、
排泄時には、飼い主さんの手助けが必要でした。
熱も上がったり下がったり・・・
この調子で元気になって欲しい!と、みんなで願っていましたが、
子猫の彼には、やはり大きすぎる怪我だったのかな・・・。
10日間だけだったけど、
それはそれは、とても大切に「家族」の一員として暮らしていたのがよくわかるほどに、
リブ君の色んな表情の写真を、たくさん送って下さいました。
あの日、あのまま、あの場所に放置されていたら、
間違いなくこの子は、人知れず道端で息絶えていたでしょう・・・。
10日間だけだったけど、
とても優しいママができて、いっぱい可愛がってもらって、たくさん愛情を注いでもらって、
幸せな最期だったに違いありません。
リブ君、いい人に助けてもらってよかったね。
きっと、リブ君が呼んだんだよね!
お花をたくさん敷き詰められた最期の写真も見せていただきましたが、
(棺桶の中には、ぬいぐるみや飼い主さんからのお手紙も添えられていました)
まるで眠っているかのような安らかな姿でした。
お店にご来店いただいた、記念すべき第1号の猫のお客様は【リブ君】でした。
初ご来店の日=元気な姿を見れた最後の日、となってしまいましたが、
一生懸命に生きた証として・第1号の猫のお客様の記念として、
お店に写真を貼らせてもらうね
ずっとずっと先になると思うけど、
虹の橋のたもとで、いつかまた大好きな飼い主さんに再会できるまで、
自由になった足でたくさん走り回って遊んで待っていてね!
可愛い姿、力強く生きようとする姿、
たくさん見せてくれてありがとう!
そして、飼い主さん。
大きな怪我を負った子を家族にしようと決断し、通院・看病の日々、
精神的にも体力的にも、とても大変だったと思います。
お疲れ様でした。
そして、ありがとう。
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- 虹の橋
- 00:57
- comments(4)
- -
- by 姉スタッフ
10日間だけでしたか・・・(;;)
でも暖かいおうちで、最後は看取られてきっと幸せにいってくれたと思います
少しの間でも、愛されたことはきっと大事なことだと思います
今は元気でお空を走り回ってることですね(^^)
リブ君、いつかお空見た時に雲となって会えたらいいな・・・